帆走管理責任者(ハーバーマスター)(以下「HM」)の役割について
                   2009年4月17日  企画担当 菊田


 <帆走可否を判断>
1.担当する日の気象状況を事前に確認し、担当する日の帆走の可否を判断する。
2.前日の気象予報から、当日帆走が明らかに不可の場合は、
  ホームページ「以下HP」掲示板に帆走不可の掲示を行う。
  また、当日の気象予報からその日のどこかで沈が予想される場合、
  途中中断もしくは中止するなど適宜帆走可否の判断をする。
3.HPの掲示板にて担当日の帆走希望者を確認する。
  桟橋への到着が間に合わないようであれば、代理者に連絡し、対応を依頼する。
4.途中風威が上がってきた場合、注意喚起を行う。
  風威が7mを超えた場合は、出艇禁止、出艇中の艇は呼び戻す。
  (レスキュー艇による先導、牽引など。)

<安全の確保>
1.気象状況から、レスキュー艇の救助が予想される場合は、
  レスキュー艇がいつでも救助出来るよう予め準備する。
  (船舶免許保持者が不在であれば、事前に保持者に連絡し、
  いつでも駆け付けられるよう確保しておく。)
  途中風威が上がり、出動の可能性が出てきた場合も、準備しておく。
2.途中風威が上がり、出艇中したヨットが沈をした場合、即座に以下消防署に連絡し、
  善良な市民からの119通報による消防署の不要な出動を防止する。連絡先は、次のとおり。
   我孫子西消防署 04-7181-7701
   柏消防署 04-7133-0119
  なお、消防署に連絡を入れた際、その時連絡が着く理事へ一報する。

<艇の配艇>
1.当日の参加状況をみて、新人の指導者と配艇を行う。
2.人数が多い場合は、帰着時間を指示し、交替を促す。
3.参加者にその日の日程を確認し、事前に掲示板に記載させ、
  途中、艇の艤装解除が必要な場合は、艤装解除の指示をする。
<HMの途中交替>
1.HMを途中交替する場合、参加者の中から帆走管理責任者資格のものに交替できる。
2.交替したものは、正規のHMの代わりに責任を持って務める。
3.終了時には、正規のHMへ、次の終了時の確認結果を連絡する。

<終了時>
1.参加者名・使用艇を日報へ記載
  記載内容は、別に定める「日報フォーム」のとおり。
2.艤装品の保管状況を確認
3.艇庫の整理整頓、清掃の有無を確認
4.各艇およびレスキュー艇の舫い・オーニングの確認
5.艇が損傷した場合は、その日の中で修理を施す。
  ただし、修理部品が必要な場合は、日報に記載し、整備担当理事に連絡する。




NPOアルバトロスヨットクラブ とりきめ

NPOアルバトロスヨットクラブ とりきめ
                              2007(H19)3/12
                              2007(H19)4/9修正
                              2008(H20)4/6修正
                              2009(H21)4/5修正
T.班・チームの構成
1. 班はA B C Sの4班
   チームの数は6チーム A1 A2 B1 B2 C1 C2 とする
2. 各チームにチームリーダーを置き、チームのメンバーを統括する
また、チーフチームリーダーが各チームリーダーを統括する
チーフチームリーダーおよびチームリーダーは理事会が指名する
3. 理事・監事・委員長・名誉会員をS班とする
4. S班以外の構成は会員番号順に各チーム振り分ける
5. 各チームはサブリーダーをチームの中から選出する
7. チームリーダーは必要に応じチームリーダー会議を開催し、クラブ運営を理事会と協議して行う
8. チームリーダー会議では理事会同様、1人500円の食事代を支給する
9. 新入会員は、理事会の承認を得て、各チームに振り分ける

U.帆走管理責任者  1. 原則全ての日に帆走管理責任者を置く
 2. 土・日・祝(オフシーズンを除く)の帆走管理責任者は、帆走管理資格者が順番に担当する
  (都合がつかない場合は、チーム内でやりくりする。)
   帆走管理資格者は、理事会が指名した者とする。(原則、稲毛帆走試験合格者)
 3. 平日およびオフシーズンの帆走管理は年間帆走管理資格者が帆走管理責任者となる
   平日およびオフシーズンに少数の参加者が全員帆走する場合は帆走管理責任者が
   当日在宅のクラブ員に出艇時、帰着時に報告することとする
   なお、平日およびオフシーズンの参加の事前確認について、ホームページ掲示板を利活用する。
 4. 年間帆走管理責任者とは、S班の者及びNPO設立以後理事・監事の職にあった者並びに理事会が指名した者とする。
 5. 年間帆走管理責任者はすべての日に帆走管理責任者の資格を持つ
 6. 年間帆走管理責任者は稲毛バッヂ取得と同等の資格を持つ
 7. 帆走管理責任者が不在の場合、原則出艇禁止とする
 9. 帆走管理責任者は当日の帆走の責任を負う
10. 帆走希望者は帆走管理責任者の許可を受けて出艇し帆走管理責任者の指示・命令に従い、帰着の報告を行う
11. 帆走管理責任者は、セーリングに来たクラブ員が、公平に艇を使用できるよう調整をする
12. 艇の破損等があった場合、帆走管理責任者は、整備担当理事に報告し、帆走者と共にできるだけ速やかに修理するよう努める
13. 事故が起きた場合、帆走管理責任者は複数の理事に連絡し対処する
14. 帆走管理責任者は携帯電話等の通信手段を持ち、緊急の連絡を確保する
15. 帆走管理責任者は桟橋から可視範囲になるべく居るようにする
16. 土・日・祝においては、水上バス運行の妨げにならないよう最大限の注意を払う

V.ペナルティ
1. ペナルティの段階を次のようにする
    X 帆走 1ヶ月停止
    Y 帆走 3ヶ月停止
    Z 帆走 6ヶ月停止
2. ペナルティの審理と決定は理事長の指名する委員で構成する委員会で行う
3. ペナルティの対象者は審理の時に弁明の機会を与えられる
4. ペナルティは個人及び班全員を対象とする
5. ペナルティ期間中、ボランティア、体験会、整備等の活動は全て通常に行う

W.帆走教育
1. 未経験新人に対し集合教育を行う
   なお、中級帆走技術研修については、稲毛ヨットハーバーにて向上教育を行う
2. 集合研修は教育委員長が統括する
3. 個別の教育はチームリーダーが中心になりチームのメンバーが行う
4. チームリーダーは、チームメンバーおよび新人に対してヨットの基礎から艤装などを教え
  稲毛バッヂの取得を目標とするよう督励する
5. 新人でなくて稲毛バッヂの取得を目指す者も同様にチームメンバーがお互いに教え合う
6.稲毛YHでの中級帆走技術研修の実施日に、手賀沼桟橋の新人教育担当が不在となる場合、年間帆走管理資格者が代わりに対応する

X.体験会とアクセスディンギー
1. 担当はA B Cの3班交代で行う
2. 責任者はチームリーダーが順番で当たる
3. 全体の統括はアクセス委員長が行う

Y.対外ボランティア(ク手協、美手連等)
1. 責任者はチームリーダーが順に担当する
2.ク手協などで複数の人員が必要な時は各チームから公平に出す

Z.整備
1. 定期的に全員で整備を行う
2. 当日の進行の責任者はチームリーダーが順に担当する
3. 全体整備は整備担当理事が統括する

[.レース
1. レースは定期的に開催する
2. 準備、進行等は1チームで順に担当する
3. 運営については別に定める
4. レース参加の選手の稲毛バッヂ取得の有無は問わない
5.市長杯ヨットレースはレース委員長が統括して行う
6. 稲毛レースについては、稲毛レース担当が参加希望者の中から、
  出場者およびリーダーを指名する
7.新設「アルバトロス杯」ヨットレースについては、レース委員長が統括して開催する。

\.出納
1. 出納は、月1回、理事会の日に時間・場所を決めて行う
   原則として、けやきプラザの市民活動サポートセンター午後5時30分から午後6時まで
2. 各チームの活動に関する出納は、チームリーダーが行う

].会員動向
1. 新入会員の受け付けは、理事会の時に行う
2. 入会を認められた新入会員は、順に各チームに振り分ける
3. チームリーダーは、メンバーの休会・退会の状況など把握し理事会に報告する
4. 継続会員で会費未納の者は、チームリーダーが督促・集金する
5. 会員名簿は会員の異動がある時に必要に応じて改定する

XT.顕彰・恩赦
1. 顕彰は理事長の指名する委員で構成する委員会で行う
2. 特段の貢献のあったチームに対して活動費の特別加算をする

XU.チームの活動費
1. チームリーダーはチームの活動に使用する活動費を使用できる
2. チームで使用する活動費については理事会で決定する
   今年度は、メンバー1人につき年間2000円を上限に使用できる

3. 活動費は、ヨットの活動に関するもので使途を制限しない
4. 出納はチームリーダー立替使用で、チームリーダーが出納担当に領収書精算をする

XV.名誉会員(特別会員)
1. 理事長、副理事長を2期以上努めた者は名誉会員(特別会員)となる権利を持つ
2. 1の権利を辞退するのは自由である

XW.保険
1. スポーツ障害保険は各自で入ることとする
2. 団体スポーツ保険は希望者にクラブとして紹介する
3. 行政等の公的な活動の時は主催者の方でスポーツ障害保険に入る
4. クラブ入会前提の体験はエンジョイ手賀沼・バードフェスティバルなど公的体験会を利用する

各業務担当順
アクセス・体験会 B班→C班→A班→
クラブレース   C1→C2→B1→B2→A1→A2→
事務処理
   総会資料の県庁提出    A
   法務局 役員変更登記   B
   法人の県民税の納付と免除 C
   法人の市民税の納付と免除 C
   以後、発生した事務処理  A1→A2→B1→
全員パーティ
   新人歓迎7月12日(日) A
   納会12/6(日)B
   初帆会1/3(日)C
ク手協湖面清掃・ふれあい清掃(幹事担当) A1→A2→(各チームから2名以上参加)




クラブ員の皆さんへ 「安全規定」の再確認と厳守のお願い    2006.8.7


      アルバトロス・ヨットクラブ       理事長 黒田宗博

当クラブにはヨットの帆走に際して守って頂く為の「安全規定」がありますが、このルールの再確認とその厳守を改めて強くお願いする次第です。

昨日開かれた理事会の席上,明らかになった最近の「シカーラの沈」の顛末と今後のクラブとしての対応策を検討した結果、理事会として、このルールの厳守を会員の皆さんに強 くお願いする事が決議されたものです。

ご存知の通り、ディンギィヨットでの「沈」そのものは技術向上の一つの過程として容認されるものなのですが、それは「安全規定」遵守の上に認められる筈です。
「沈」そのものは事故でも何でもないのですが、一般の人の目から見て危険な状態では? とか警察や消防の助けが必要なのでは?という誤解を与える様な動きはなんとしても回避しなければなりません。
何故ならそれはクラブの存続そのものへの脅威と成りかねないからです。

クラブとしては、その対応策として今月中にも「沈起し」実習を稲毛で行なう予定ですし、この実習を通して「沈」の際のパニック減少と船の安定を図りながらの駆け上がりなど を学んで頂きたいと思います。この実習には特に最近入会の会員さんには万障繰り合わせてのご参加を希望しております。
又、「沈」の際に絶対に避けなければならないマストトップの湖底への突き刺さり防止の為に、今後の出艇に際してはマストトップにボール型の浮きを付けて頂く様強く要望致し ます。
既にクラブ倉庫にボールの用意も出来ておりますのでこれをご利用下さい。

その他、今後も安全帆走の為の施策を随時検討するつもりでおりますが、要は会員お一人づつの安全帆走への日頃の心構えが最も大切です、これに優る対応策はありません。
改めて皆さんのご理解とご協力をお願いする次第です。
この件につきご質問があればご遠慮無く黒田宛お寄せ下さい。
                                   以上



理事会により
「アルバトロス・ヨットクラブ 安全規定」の改訂版
が策定されました。

今回の改訂版作成の主旨は
@強風下での帆走(規定内容は同じだが次の点を絶対守ること)
 手賀沼では、沈をしている状態が、ヨットのことがよく分ら
 ない市民には、危険と思われ消防・警察に通報される恐れがあ
 ります。市民には、ヨットも手漕ぎボートも同じようなもので
 横倒しになってれば、大変なことになってるとみなされます。
 従って、以前にも増して、強風下(白波が現れた時)での帆走
 は控え、市民から無意味な通報をされないように注意すること
 また沈起こしの練習もしない(クラブ行事で行う時を除く)こと
Aシカーラ・シーラーク等での一人乗り帆走を禁止とし、例外を
 なくしたこと。
B冬季の定義を、12月から1月、2月、3月中旬にしたこと。

以上、この改訂の趣旨を理解し安全な帆走をお願いします(理事長:黒田)


この主旨を良く理解して "Safty Sailing" を心がけよう!

      アルバトロス・ヨットクラブ 安全規定

                              理 事 会
                          安全規定作成委員会

T. 必守事項

1. 帆走時はライフジャケットを着用する
2. スキッパーの資格は稲毛のバッヂテスト取得とする
   (クラブレース、新人教育実施中を除く)
3. シカーラ、シーラークでの一人乗りの帆走を禁止する
4. 冬季(12,1,2,3月中旬)におけるシングル艇一艇での
   帆走は禁止する
5. 冬季における帆走ではウェットスーツを着用する
6. 強風下(湖上の白波が現れた時)での帆走はしない
   出艇中ならば速やかに帰港する
     ヨットの特質を理解しない市民から危険な状況と思われ
     消防・警察に通報される事態になることを絶対に避けること
7. 他船、魚網、杭、釣り人などを避ける為の最善の処置をとる

U. 要望事項

1. 出艇時に携帯するのが望ましい備品類
     パドル、アカ汲み、アンカー、予備ロープ、シャックル回し
     シーナイフ、携帯電話(防水ケース入り)
2. 強風のため帰港困難と判断した場合は、速やかに最寄の岸(葦)
    に艇を乗り上げ避難する
3. 沈をした場合マストが水底に刺さるのを防ぐようにする
    (事前にメインセールのピークボードに浮きを設置する)
4. 度重なる沈の繰り返し(沈起し再帆走の繰り返し)をしない
    また、原則として手賀沼での沈起こしの練習はしない

                  制定 2004(平成16)年1月3日
                  改訂 2006(平成18)年11月5日




 2008年度 Inage Sail Training 実施要綱





 2008年度 Inage Sail Training 帆走指示書






これから稲毛ヨット帆走検定を受ける方へ

                                平成18年9月 寺崎

帆走検定に関してまとめましたので、これから受ける方に参考になればと提示しました。

1.検定の主旨
8月の検定は、稲毛ヨットスクールの校長と日本セーリング協会からの人と、2名が検定委員となった。
実技検定が終わった後、検定委員からの講評があったが、この中で特に校長の講評はなるほどと思うことが多かった。
稲毛ヨットハーバーは千葉港の一部に含まれているので、海事法規の一つである「港則法」が適用されているとのこと。港則法では、この区域は動力船においては「資格を持ったものが操縦」と規定されている。
このため、ディンギークラスのヨットには資格がないので、稲毛ヨットハーバーでは独自の基準を設けて、この基準にパスしたものを有資格者として扱い、セーリングを認めているとのこと。

2.判定基準
@係留バースから水路をタッキングしながら安全に海に出て行けるか。
A海からランニングで帰って来るとき、水路で安全にジャイブができるか。
B海では安全なセーリングができるか。
 a:一番危険なのがワイルドジャイブ
 b:次に、他の船舶との接触、水泳者との接触、障害物に接触
この3点をクリアできる技量を持っているかを判断基準にしているとのこと。
 したがって最もポイントが大きいようだ。

評価は、タッキングするときは必ずクローズホールドからタッキングに移っているか。アビームからタッキングを行っていないか。アビームのコースではセールがアビーム状態になっているか。等を見てスキッパーとしての知識、技量を見ているとのこと。
また、発艇、着艇も評価の対象とはなっているがポイントは低いようだ。

3.練 習
下記写真のように風向きにより、右回り、左回り。発艇、着艇の位置も異なるので、手賀沼ではどちらから回っても上記の操作が出来るように練習すると、当日は落ち着いて対応できるのではないかと思います。
 また、スキッパーの座る位置もポイントの対象になっているので常に注意が必要。
この他ロープワークとして
 @ボーラインノット
 Aクラブヒッチ
 Bダブルシートベンド
 Cエイトノット
 Dクリートヒッチ の5種類で、これをすばやくできることです。
クラブヒッチは輪を作ってかぶせるのではなく、柱に巻き付けて行う方法が要求されてます。

                                     以上
稲毛検定
稲毛ヨットハーバー全景(衛星写真)

稲毛検定
7月の検定内容 条件:ランニング時ジャイブ3回、クローズホールド時タック4回

稲毛検定
8月の検定内容 条件:ランニング時ジャイブ3回、クローズホールド時タック4回




整備担当の高瀬さんから
アルバトロス・ヨットクラブ規定「動力船の取扱い」
が発表されました。

動力船の取扱い規定

1.適用範囲
  船体の全長が3メートル以上で,機関馬力1.5KW(約2PS)以上を装備し,
  手賀沼を主に航行する動力船の取り扱いに適用する。
  現在,船外機を装備したヤマハ15及び,Day Sailer Vがこれに該当する。

2.動力船の取扱い
 1)動力船を取り扱う場合は責任者(以下船長と言う)を定めなければならない。
 2)船長は【湖川小馬力限定】以上の船舶免許所有者でなければならない。

3.船長の任務
  言うまでも無いが,船長は法で定められた遵守事項を守らなければならない。
  例えば
  ・出航前の安全点検実施(燃料,気象,水路,機関,船体の状況等)。
  ・航行の安全確保(周囲水域の状況,他船の動向等の見張り)。
  ・漁労,漁網区域等への不用意な進入禁止。
  ・事故が発生した場合等には人命救助に必要な手段を尽くす事。
  ・免許所有者の自己操縦
  ・注意力や判断力等が著しく低下する酒酔い操縦の禁止。

4.船長は法で許容される範囲内(*註)で操縦を第三者に任すことが出来る。
  ただし,船長としての責任と権限は任したことにはならない。
   (*註) 峡小航路を除く花火台より上流, 釣堀沖のマークより下流とする。

5.Day Sailer Vの船長は別紙取扱説明書を参照し,安全運転を心掛けること。

                   経歴  H16.09.15 :原案作成 高瀬
                       H16.10.03 :理事会承認公布



村山レース委員長から
「アルバトロス・ヨットクラブ レース規定」2004年9月5日改訂版
が発表されました。

アルバトロス・ヨットクラブ レース規定
                            2003年1月4日 初版
                            2004年3月31日改訂
                            2004年9月5日 改訂
1.レース委員会
・レース委員会は委員長1名と副委員長2名の合計3名で構成する。
・委員長と副委員長の任期は1年間とし、毎年、総会にて理事長が任命する。
・レース委員会は他のメンバーと協力して、レース大会を計画し、開催運営する。

2.レース大会の開催
・ヨットクラブ主催のレース大会は、年3回、原則として、4月、7月、10月の第一
 日曜日に開催することとし、レース委員会が2週間前までにメンバーに通知する。
・レース大会においては、参加者(以下、選手という)がスキッパーとしてレースに最低
 2回、参加するよう、レース委員会がレース大会を運営する。
・レースを開催する場所は、原則、手賀沼の湖面とする。
・レース委員会は、悪天候などにより、レース大会を開催できないときは、レース大会を
 中止または延期することができる。

3.レース大会への参加
・ヨットクラブのメンバーは、ヨットクラブ主催のレース大会に参加できる。
・レース大会に参加する選手は、レース大会開催日の集合時間に集合場所にてレース
 委員に参加を通知することで、レース大会に参加できる。

4.レース規則
・ 日本セーリング連盟(JSAF)のルールに従うこととする。
・ レースは、レース委員会が設定するコースにて行い、レース委員会が審判を兼ねる。
・ レース委員会は他のメンバーから審判を選定し、任命することができる。

5.レース艇
・レースに使用する艇(以下、レース艇という)は、レース委員会がレース開催当日に
 選定する。
・レース委員会は、選手にレース艇を割り当てる。

6.リーグ制
レース委員長は過去のレースの成績より全選手の成績順位を確定しておき、レース
 当日にレース艇数と同じ成績順位の選手までをAリーグに、他の選手をBリーグに
 割り当てる。
 例えば、レース艇数が6艇の場合、成績の上位6名がAリーグとなる。
レース大会においては、原則、AリーグとBリーグは、それぞれ独立にレースを行い、
 各リーグ内で順位を決定する。
次回のレース大会では、Aリーグの最下位の選手とBリーグの優勝者の成績順位は
 入れ替わる。

7.スキッパーとクルーの組合せ
・Aリーグのレースにおいては、Aリーグの選手がスキッパーとなり、Bリーグの下位
 の選手がそのクルーとなるよう、レース当日にレース委員会が指名する。
・Bリーグのレースにおいては、Bリーグ内での上位者と下位者をペアとし、交互に
 スキッパーとクルーを担当するよう、レース当日にレース委員会が指名する。
 Aリーグの選手がBリーグのクルーとなることは可能である。
・レース大会においては、スキッパーとクルーのペアは、原則、変更しない。

7.レース大会の成績
・選手の成績はスキッパーとしてレースに参加したときに記録され、クルーとして
 レースに参加した場合は記録されない。
・レースにて、順位が1位のレース艇のスキッパーは0点を獲得する。2位以下はその
 順位を得点とし、DNS、DNFとなった選手はレース参加艇数を得点とする。
・レース大会において各選手は複数のレースに参加し、各レースにて得点が決まるが、
 スキッパーとして参加した全レースの得点の平均点をそのレース大会の個人成績とする
・平均点が同じ場合は、その日の全レースで上位順位の多い選手を勝者とする。
 それでも2者以上で差がない場合は、その日以前の成績順が上位の者を勝者とする。
・レース大会にて複数のレースを行うが、参加選手の事由により、一部のレースに参加
 しない場合は、そのレースはDNSとして取り扱う。

8.表彰
・各レース大会において、各リーグ毎に優勝、準優勝、3位の表彰をレース大会当日に
 行う。
・レース大会表彰の副賞は、別途これを定める。




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