2009年3月
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2月22日ソロモン諸島のギゾ(GHIZO)を出港
3月10日グアム島のアプラハーバーへ到着
3月29日グアム島のアプラハーバーを出港、小笠原二見港へ向かう
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kiseki

Wind Speed = 5kt(2.5m/s), = 10kt(5m/s), = 50kt(25m/s)

  DHARMAの単独世界一周航海日誌   2009年3月          戻る

JST3月1日0600時 船内時同日0800時
E2−3m/s COG340T SOG5kts(機走、昨日から0.5−1.0ノットの顕著な北流あり。雨・霧 1009hPa 26℃ 90%

昨日午後より積乱雲の大群発生。ウインドベーンをオートパイロットに換え可能な限り大型の積乱雲を避ける。捕まると風速が0−15m/sまで短時間で変化する。風向も90度前後変化。日暮れ直前、避けきれぬほど大型のスコールが前方を通過。已む無く機走で突入。その後3時間断続的に集中豪雨と突風が続く。やがて風が弱まり、小雨交じりの空模様となり現在も続いている。しっかりした貿易風を捕まえるまで、当面機走やむなし。

JST3月2日0600時 船内時0800
NE6m/s COG320T SOG5.0kts 晴れ 1007hPa 30℃ 77%

昨日1400時、北緯3度30分で雲海を抜け、薄曇りながら青空の広がる海面に到達。北東の風6m/sで帆走開始。以後風向・風速共に若干の変化はあるものの安定した海況が続いている。これまで背後に南十字星北上を続けてきた。昨夜2200時、久々の北極星を見つつ進路を320度(真方位)に変更。北上を続けてきた理由は以下の3点。@貿易風に早く出会う。A島や環礁の多いミクロネシアの中で東側の海域での密度が少ない。B貿易風が強くなった場合(ミクロネシア諸島を通過する際)風下に帆走の自由度をもち航路の選択肢を多くする。

現在トラック諸島の東側の海域を通過する予定。定点N9/153Eを通過後は、グアム島まで一直線。快適な航海が期待できそうだ。

追伸:比企さんの太平洋横断は無事完了したのでしょうか?近況、その後の計画など差し支えない範囲で教えてください。


2009/3/2/09:35JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
メール受領しました。本船位置をお忘れなく!!
3/4以降風は徐々に東よりにシフトするとともに、風速20-25kt、波高3-4mと海況やや騒がしくなりますので、ご注意ください。

エオラスは日本時間今日朝現在で、30N-134Wを西風20-30kt、波高4mの低気圧の南側を東進中。LAへの予想到着日は日本時間3/9-3/10。
艇はファーラーがトラブったりしていますが、乗員共に元気です。


2009/3/3/10:55JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
安定した貿易風の中を順調に北上されている事と推察します。ただし、ここまで来ると、波は2mをやや越えるようになります。
3/5以降、北東貿易風が強化され、3/7頃には25-30ktの北東風と4m前後の波高となりますので、航行にはご注意ください。3/9以降は3m前後の波で沈静化。
ご安航をお祈りします。


JST3月3日0900時 船内時同日1100時
06−11N/156−16E E2−4m/s COG 00T SOG 4.5k 雨・曇り・晴れ 1009hPa 30℃ 77%

昨日JST0600時の位置は、04−45N/157−01Eです。馬場さんのメールを参考に、又自分でも時々WDM[をチェックしていますが ここ数日、取り分け昨日は別な海面にいるようでした。基本的には積乱雲の存在。積乱雲は2種類あり、@積雲が見る見る発達する場合。A北東、北北東と風が時折入れ替わり、そのたびに全天雲に覆われるが、その中に積乱雲が介在している。又赤道低圧帯に沿い、N3ーN8の間に赤道反流があり、実際若干(0.5ノット)北東流がありこれが雲の発生に影響を与えているのでは。以上素人考えですが。現況以下の通り。

昨日1000時より、突然周囲一面積乱雲が発生。以後翌日朝0300時まで翻弄される。0300時、東風が安定してきたので、一休みして0700時に起きたら風が北北東に振れ戻り、南西に向かっていた。たまたま波悪く、充電を兼ね機帆走。積乱雲群を抜けるには北上するしかないとの判断に基づき、機帆走で北上中。北上を続けた場合周囲の障害物は、ダーマの前方75度・100海里先にあるオロルク環礁のみ。これを東から回り込めばグアムまで一直線のオープンシーに出る。現時点での海況は昨日よりはマシだが、相変わらず積乱雲が多い。このメールを書きながら2度中断している。

追伸:エオラスあてのメッセージを別途送付しますので、転送お願いします。
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エオラス船長、間寛平 殿

ダーマの目黒です。折につけ、馬場社長よりエオラスの航海情報を頂いております。厳冬の太平洋横断はさぞかし厳しかったものと思量致します。3月10日前後に入港される予定と聞き及んでいます。入港時に最も事故を起こす可能性が高いので、疲れているとは思いますが、最後の最後まで、船を係留して陸地を踏みしめるまで、慎重を期し決して油断のなきようお願いします。貴船の御安航と御安着を心よりお祈り申し上げます。

追伸;前回横浜でお会いした時、ダーマはニュージランドに係留中でした。その後ニューカレドニア、バヌアツ、ソロモン(ガダルカナル&ギゾ)等を経て現在グアム島を目指し、同じ太平洋を帆走中です。グアム到着は3月10日前後を予定しています。お互い無事帰国し、落ち着いたら祝杯をあげましょう。間大兄にもどうぞ宜しくお伝えください。

以上
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2009/3/3/10:55JST
<馬場社長から目黒さんへの情報>
メールが行き違いになったようです。
2通受領しました。エオラスには早速転送しておきました。
貴艇付近は既にこの時期の積乱雲の北辺部で、この後グアムまで発達した積乱雲は少ないでしょう。
北上に伴って徐々に風波が強まるのでご注意ください。


JST3月4日0600時 船内時同日0800
07−39N/155−56E NE10m/s COG300T SOG5.5kts (0.5ノットの順流あり) 晴れ 1009hPa 27℃ 90%

早朝0400時7−30N/156E付近でエンジン停止。進路を真北から300Tに変更。夜明けを待ちオートパイロットからウィンドベーンに交替。更にメインセールを最小限(4ポイント)にリーフ。荒天モードの状態で帆走中。ブローが来るとそれでも6ノット以上の艇速となる。現在オロルク環礁を回航中。波高は既に3mを超える。久々のラフシーに魅せられている。

2009/3/4/08:55JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
風向は3/7以降東へ。風速はグアムまでおおむね20kt前後。波高は3/5-3/8まで4m。安定した風が続きますが、風波やや高いのでお気をつけて航行してください。
エオラスもこれから海況に恵まれ、現地時間3/9にはLA着予定です。


JST3月5日0600時 船内時同日0800時
08−51N/153−59E NE8m/s COG295T SOG5.5kts 0.5ノットの順流あり 雨・曇り・晴れ 1008hPa 27℃ 90%

昨日は快晴で海況も比較的穏やかだった。今日は未明から明け方かけ、スコールとこれに伴う突風がひとしきり続き、現在も断続的にその状態が続いている。とはいえ順調な航海が続いている。

− ソロモンを 出でて悩まし 積乱の雲 順風半帆で 目指せグアム島 ー

2009/3/5/09:50JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
メール受領しました。
衛星画像で確認しましたが、本船の南方に積乱雲の大きな塊があり、この一部が航路上にかかっているようです。もう少し北上されれば、この域から離脱できる模様。
航路上の海況に大きな変化はありません。風、波がもう少し強い(20kt。3-4m)予想ですので、気をつけて航行してください。


2009/3/6/09:51JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
気象データを添付します。
航路上の風は東北東〜東、20kt前後。波高はうねりやや高く4m前後。このままグアムまで海況に大きな変化なしです。
現在の艇速あれば3/9午後にはグアムのアプラ港外着ですね。
貴艇のご安着をお祈りします。




リクエストのあった海流図をお送りします。

3月9日0600時 船内時同日0800時
12−21N/145-58E ENE9m/s COG300T SOG4.5(速度調整中) 晴れ・薄曇 1012hPa 27℃ 90%

グアム島到着は9日日没後になりそうなので、昨夜2100時より艇速を5.5から4.5ノットに減速。アプラ入港は10日正午を予定。残り120海里。

翼長1m以上ある茶色の一羽の海鳥が、数日前からダーマの後をついてきている。昨日夕方、かなり近くに寄ってくるので、注意してみていたら後部デッキのソーラーパネルの上で休んでいる。今朝起きるとまだ留まっていた。数日前からダーマに寄宿していたらしい。時々船を離れるが、飛び方を見ていると未だ半人前のようだ。どうやら群れから離れたらしい。よく見ると嘴が長く鋭い。精悍な感じを受けるが、羽が少し荒れている。時々飛び出しては、海面すれすれに餌を探し回っているが、餌にありついている様には見えない。海が荒れている事も影響しているようだ。明日まで我慢してついてくれば、安心して羽を休めるところまで連れて行けるのだが。お互いもう少しの辛抱だ。

2009/3/9/09:31JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
メール受信しました。
あと1日の航海ですね。海況に大きな変化はありません。風波のやや高い状態は、明日は幾分ましになるかとは思いますが、まあ、五十歩百歩です。
グアムのアプラハーバーは西に口を開けているので入港には問題ないですね。
ご安着の一報をお待ちします。


2009/3/10/10:30JST
<馬場社長から目黒さんの情報>
ただ今目黒さんから電話があり、
無事グアム島のアプラハーバーへ到着されたとの一報がありましたのでお知らせします。
ここに1-2週間の滞在予定です。
とり急ぎご連絡まで。


3月12日
先程電話にて御社の石井さんに伝えましたが、グアムに着く前日から、イリジュームメールのつながりが極めて悪くなっています。十数回トライしましたが今のところ繋がっていません。一度調べてください。以下近況です。

3月10日早朝6時、日の出の少し前、グアム島の南端に取り付き、西側からアプラハーバーにアプローチ。風が思ったより強く、向かい風10-15m/s。途中マリアナスヨットクラブと税関に連絡をとりながら、現地時間1130時(日本時間1030時)にマリアナスヨットクラブ着。ここには浮き桟橋は無いので、ヨットクラブのブイに係留。係留位置は北緯13度27.00分/東経144度40.32。

ヨットクラブはアプラハーバーの奥まったところに位置し、途中幾つかの浅瀬を迂回しなければならないので注意が必要。税関とのやり取り(CH16−12&13)を聞いて偶々同じヨットクラブに係留している「SWINGING ON THE STAR:50ftカタマラン、米国籍ーフロリダを出航」のランディと秀子さんがダーマを待ち構え、ディンギイで係留場所に案内してくれた。係留場所は日本艇「NUK」の直ぐ傍。ヨットクラブに滞在中の海外セーラーと歓談した後、ランディ・ヒデコさん・及びミキさん(ヒデコさんの従妹でカルフォルニア在住)と彼等の車で町へ出て、久々の日本食。

「NUK」の岡部さんもソロセーラーで2年前佐島漁港を出航。サンヂエゴ(北米)、マーケサス諸島、タヒチ等を経て昨年末よりグアムに滞在。現在小笠原経由で帰国の準備を進めている。来週月曜日には北海道から小笠原経由でグアムに向かっている「SEAGULL」が入港するらしい。

以上とりあえず。

2009/3/23/15:05JST
<馬場社長から目黒さんへ>
ご無沙汰しております。いかがお過ごしですか?
若水も3/21無事パラオに入港。次は台湾向け4/4出港予定です。
グアムの北では春特有の移動性の気圧配置が主となり始め、風向が周期的に変わるようになっています。
今後のご予定分かればご連絡ください。


3月24日
ご無沙汰しています。アプラハーバーのマリアナスヨットクラブの居心地が良いのでつい長居をしてしまいました。
金曜日(3月27日)に出航届けを翌済ませ、翌々日の日曜日(3月29日)の出航を予定しています。
金曜日の午前中に気象予報の送付お願いします。目黒拝

追伸:出航前にグアム便りを送付しますので関係者への配布お願いします。

3月24日
グアム便り3月24日(水曜日)

先程まで町のステーキハウス「LONE STAR」でシーガルの浦瀧さんと昼食を取りながら、WBCの決勝戦(日本対韓国)をテレビ観戦しクラブハウスに戻ったところ。午前中はミクロネシア領事館でシーガルのためにクルージングパーミットを申請。

話は戻るが、10月10日、アプラハーバー内のマリアナスヨットクラブに舫いを取った時、手伝ってくれた「SWINGING ON THE STAR」のランディ&ヒデコ(&ミキ)の3人はYAP島に向け、3月18日に出航した。彼等と「JADE」のアーニー&コム夫妻とは3月13日にアーニーの59歳の誕生日を兼ね、カプリコーザというイタリアンレストランで夕食会。食事に先立ち夕方から2時間ほど「SEGWAY」と言う2輪車で市内観光。SEGWAYは電動式モーターを搭載した新型の乗り物で自転車と同じぐらいのスピード>

又ダーマの直ぐ傍に係留していた岡部(通称マサさん)の「NUK」は3月14日(土曜日)の早朝小笠原に向け出航。NUKと入れ替わりに入港したシーガルの浦瀧さんもシングルハンダー。今後オーストラリア、ケープタウン、地中海等に経由しながら3年間かけて世界一周を予定している。シーガルを通じ昨日朝(3月23日)無事小笠原の父島に入港したとの知らせがあった。

一方43フィートのカタマラン「JADE」は、フロリダを4年前に出航。パナマ運河、南太平洋、オーストラリア、ニュージランド等を経て昨年のクリスマス頃よりグアムに滞在。乗り組み員はアーニーとカム夫妻、及び2人のお嬢さん。奥さんのカムは香港出身で混血の10歳と8歳のナンシーは可愛い盛り。カムは香港の出版社と中国語でヨットのためのガイドブックや子供向けの本出版する契約を結んでおり、子供の世話をしながら原稿を執筆中のスーパーウーマン。元香港のテレビ局のレポーターをしていたとの事。「JADE」も小笠原経由で日本、香港を訪問、その後スエズ運河、地中海を経て最終的にはフロリダまで戻る予定。

3月16日(月曜日)にはメンバーや「JADE」に誘われて近くの海岸でバーベキュウパーティに参加。先週金曜日(3月20日)には「WINDHIL GOLF」クラブで久々のゴルフ。

現在マリアナスヨットクラブでは、クラブハウスの屋根の葺き替中で、週末は勿論、平日でも10人前後の有志が集まって急がしく働いている。滞在中のメンバーも時々作業に参加。先週土曜日(3月21日)には、浦瀧さん共々終日作業に参加。夕方作業終了後、皆で飲む冷たいビールは殊更旨い。

マリアナスヨットクラブには20隻程のレーザーがあり、週末はレーザーセーラーも集まる。3日前の日曜日(3月22日)には、レーザーの仲間に入れてもらい今回のクルージングでは初めてレーザーに乗る事が出来た。毎年2月末から3月初旬にかけ、日本とグアムとの親善レースをしているので、次回はレーザーセーラーとして再びグアムを訪問する機会がありそうだ。

毎日遊んでいる訳ではなく、3月末の出航に合わせ、順調に準備を進めている。ニューカレドニアのリフー島入港直前に機能しなくなったマストトップの風向・風速計を外してみたら、接合部にある5本のピンの内、1本が折れていた。クラブのメンバーを通じて修理中だが、偶々アーニーが予備のユニットを持っており、借りて取り付けたところ元通りに作動している。現地での修理が不首尾に終わった場合、日本に着くまでアーニーのユニットを借りることにしている。
今回の航海で無理をしたエンジンの整備も完了。後は洗濯と若干の買い物を残すだけとなっている。今のところ、金曜日に出航届けを出し日曜日の朝(3月29日)出航を予定している。
以上

グアムでの写真を数枚添付します。


グアム入港前日


レーザー


小笠原に向かうNUK


SEGWAYツアー


JADE


SEAGULL

2009/3/26/09:42JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
メール受領。内地の皆様に転送しておきました。
こちらはまだ大陸からの寒気の影響で、低気圧通過後に冬型の気圧配置に戻ったりしています。日本近海の海況もそんな訳で安定していません。
日曜出港予定とのことですが、当面の北上に特に支障となる海況は出ないと思われますが、4月に入ると日本近海に移動性高気圧が張り出すため、本船の北上に伴い20N辺りから北東風が多くなる予想です。
具体的には谷の通過で南西→北西→高気圧で北東(数日)を繰り返すはずです。従って、出来ればの話ですが、北東風に遭遇しても140E線から西へ外れないコース(つまり145E線を北上)をご検討ください。
小笠原近海から北では、周期的に通過する谷あるいは低気圧と本船とのタイミング次第。小笠原、八丈辺りでの日和待ちもご検討ください。


2009/3/27/09:40JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
気象情報をお送りします。
現地時間3/29の出港ですが、グアムから144E線付近を真っ直ぐ北上された場合は下記の通り。
3/31までほぼ東よりの風。風速は、はじめ15kt前後ですが、20N線に近づくに連れて次第に弱まります。
20N 線付近から日本近海の気圧系の支配下に入り、風は南〜西へ振り、その後4/2頃から北を通過する移動性高気圧の影響で北東風が20-25ktと強まる見込みです。
 この北東風は少なくとも4/4頃まで続く見込みで、北東風が東〜南へと振れるのは次の気圧の谷待ちと云う事になります。可能であれば、北東風に出会う前までは東よりに進路をとられることもご検討ください。

海流の状況は、小笠原までの間で特に顕著な南下流は見られません。


3月30日 JST0800時
14−48N/144−04E ENE4-8m/s COG355T SOG4.5k(機帆走) 晴れ・曇り・時折シャワー 1012hPa  30℃ 78%

本日より船内時間を日本時間に合わせます。又午前8時現在の海況を午前9時までに送付するようにします。ご了承ください。

快適な帆走を期待して出航したが、夜半より頻繁にスコールに遭遇。大型では無いが風向・風速共に不安定。今朝0600時より機帆走。

2009/3/30/09:10JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
メール受領しました。
本船の北方にはもう積乱雲はないようです。
4/1ころまでは風向北東〜東10-15kt。4/2は北を低気圧が通過するため南〜西、15kt前後。4/3は高気圧からの吹き出しで北〜北東20-25kt。
ここは1日ガマンして高気圧の東への移動を待つ方が得策かもしれません。
4/4以降風向徐々に東からみ波へ回り15-20kt。次の谷は4/6で、4/7は再び高気圧からの吹き出しとなる模様です。


3月31日 0800時
16−31N/143−39E NE5m/s COG345T SOG4.0k 快晴 1012hPa 32℃ 68%

予想通り昨日0900時頃より積乱雲が消え、以後快適な航海が続いている。今朝0600時より久々にフルメインで帆走。風が東から北東に振れてきたため目的地に向かって直行するのが難しくなってきた。硫黄島の西側を通過することになりそうだ。

2009/3/31/09:00JST
<馬場社長から目黒さんへの気象情報>
況の予想に大きな変更はありません。
現在の北東風は明日には東に回るでしょう。その後更に南東へ変わり、4/2/21ころから2日程度高気圧から吹き出す北〜北東風20-25ktが続き、4/5以降10-15ktの風が東〜南〜西へと振れてきます。
4/1〜4/2の風向は少し進路を東へ戻せるかも知れませんが、風速がやや弱めなのでどこまで戻せるか。
4/7後半からは再び北東風が吹き始める可能性があるので、弱風では機帆走で距離を稼ぐ事を検討され、小笠原ETAを4/7午後までが理想的です。




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